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ふとした時に現れる厄介な「口内炎」

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。

お喋りや食事の最中にお口の中を噛んでしまい「口内炎」になってしまう。
誰しも一度は経験することがありますよね。
お口の中の小さな炎症ですが、少し喋るだけで痛みが出たり、食べたものが染みて食事が摂りづらくなったりと治るまで本当に気持ちが落ち込んじゃいますよね。
そんな「口内炎」ですが、いろいろな種類があることを知っていますか?
今回はその内のいくつかをお伝えしていきたいと思います。



●カタル(外傷)性口内炎

矯正器具や義歯、親知らずなどが当たってしまったり、食事中に頬の粘膜を噛んでしまった場合などに起こる炎症です。
次に紹介するアフタ性とは違い、赤く腫れるのが特徴です。また、噛んでしまったときに出血を伴う場合もあります。

●アフタ性口内炎

名前を聞いたことがある方も多いと思います。もっとも多い口内炎で疲れやストレス、栄養の偏りなどが原因で発症すると考えられています
頬の内側、口唇の裏側、歯肉、舌などに発症し、白色っぽい円形の炎症が起こります。10日~2週間程度で自然に治癒します。

 

●ヘルペス性口内炎

普段から体内に住み着いているコクサッキーウイルスやヘルペスウイルスが、疲れが溜まったり、体調不良の時などに現れておこる場合が多いです。
身体のだるさや発熱を伴うことも多く、他の口内炎に比べて痛みが強く表れ、口腔内の様々な場所に水膨れが症状が現れます。口唇に発症したものを「口唇ヘルペス」といいます。


●カンジダ性口内炎

真菌(主にカンジダ)が原因で発症する口内炎です。
口腔内のいたるところに苔のような白いものが付着し、赤くただれ、無理に除去すると痛みがあり、出血を伴う場合もあります。
カンジダ菌は口腔内に常在する菌ですが、こちらも日々の疲れやストレスなどで発症しやすくなりますが、他の病気や服薬が原因だったり、体力がない高齢者や乳幼児などにもみられます。


 

いかがだったでしょうか?
口内炎といってもいろいろな種類があります。
また、口内炎にならないためにも「疲れやストレスを溜めない」「バランスの取れた食事を摂る」「お口の中を清潔に保つ」は大切です。
2週間ほど経っても治らない、繰り返し発症する、徐々に大きくなっている、しこりのようになっている、などの場合は口腔がんなど、他の重大な病気の場合もあります。そのような場合は放置せず、早めに受診することをおすすめします。