こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。
稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
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予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。
最近の研究で、口腔ケアが全身の健康、特に心臓病の予防に重要な役割を果たすことが明らかになっています。実は歯周病と心臓病は密接に関係しており、口腔ケアが十分でないと心臓病のリスクが高まる可能性があるのです。
歯周病は、歯茎の炎症や歯周ポケットの細菌感染によって引き起こされる疾患です。口腔内の細菌が増殖し、歯茎が炎症を起こすと、細菌やその毒素が血流に乗って全身に広がります。この細菌や毒素が血管の内壁に炎症を引き起こすと、動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞や狭心症といった心臓病のリスクが高まるとされています。さらに、歯周病によって引き起こされる慢性的な炎症反応が、血圧を上げたり血管の硬化を進めたりする可能性も指摘されています。
口腔ケアを怠ることが心臓病リスクの上昇につながる一方で、日々の適切な口腔ケアはこれらのリスクを軽減することが可能です。歯磨きや歯間ブラシ、フロスを使ったプラーク除去は、歯周病の予防だけでなく、心臓病リスクを抑えることにもつながります。また、定期的に歯科検診を受けることで、歯周病の早期発見・早期治療が可能になり、心臓病の予防にも寄与します。
口腔ケアは「ただの歯磨き」にとどまらず、全身の健康管理の一環として捉えるべきです。歯周病の予防をしっかり行うことで、心臓病のリスクを減らし、健康で長生きするための土台を築くことができるのです。