こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。
稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。
予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。
「歯医者は歯が痛くなってから行く場所」と思っていませんか。実は、歯科医院への定期的な通院は、虫歯や歯周病の予防だけでなく、全身の健康を守るうえでも大きな役割を果たしています。口の中の状態は、糖尿病や認知症、誤嚥性肺炎など、さまざまな病気と深く関係していることが分かってきています。ここでは、歯医者に通うべき5つの理由について詳しく解説します。
理由1:歯周病予防が糖尿病の悪化を防ぐ
歯周病は、歯ぐきに炎症が起こる病気ですが、口の中だけの問題ではありません。歯周病による炎症は、血糖値のコントロールに悪影響を与えることが知られています。歯周病が進行すると、糖尿病が悪化しやすくなり、逆に糖尿病があると歯周病も進みやすくなるという相互関係があります。
定期的に歯科医院で歯周病のチェックやクリーニングを受けることで、炎症を抑え、糖尿病のリスク管理にもつながります。
理由2:噛む力を保つことで認知機能低下を防ぐ
しっかり噛むことは、脳への刺激となり、認知機能の維持に関係していると言われています。歯を失ったまま放置したり、噛みにくい状態が続いたりすると、脳への刺激が減少し、認知機能の低下につながる可能性があります。
歯医者に通い、噛み合わせや歯の本数を適切に保つことは、日常的に脳を活性化させることにつながります。
理由3:口腔ケアで誤嚥性肺炎を予防できる
誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液、口の中の細菌が誤って気管に入り、肺で炎症を起こすことで発症します。特に高齢者に多く、命に関わることもある病気です。
歯科医院での定期的な口腔ケアにより、口の中の細菌数を減らすことで、誤嚥性肺炎の予防につながります。清潔な口腔環境を保つことは、全身の健康を守る重要なポイントです。
理由4:全身の不調につながる噛み合わせの乱れを防ぐ
噛み合わせが悪いと、特定の歯や顎に負担がかかり、顎関節の違和感や肩こり、頭痛などの原因になることがあります。こうした不調は、噛み合わせの乱れに気づかないまま長期間続くことが少なくありません。
歯医者で定期的に噛み合わせを確認し、必要に応じて調整することで、全身のバランスを整えることにつながります。
理由5:早期発見・早期対応で治療の負担を減らす
定期的に歯医者に通うことで、虫歯や歯周病を初期段階で発見しやすくなります。初期のうちに対応できれば、治療期間や費用、身体への負担を抑えることが可能です。
痛みが出てから受診すると、治療が大がかりになり、結果的に通院回数が増えることもあります。予防のための通院は、長い目で見て大きなメリットがあります。
まとめ:歯医者は「全身の健康」を守るパートナー
歯医者に通うことは、口の中だけでなく、全身の健康を守るための大切な習慣です。糖尿病や認知症、誤嚥性肺炎といった病気の予防にもつながり、健康寿命を延ばす一助となります。
「痛くなってから」ではなく、「健康を守るため」に通う意識を持つことで、将来の自分への大きな投資になると言えるでしょう。