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お口の老化が“老け顔”をつくる?見た目年齢を左右する口まわりの変化と対策

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。

お口の老化とは?見た目にも影響する変化

年齢を重ねると、肌や髪だけでなく「お口」も確実に老化します。
お口の老化とは、歯ぐきや舌、唇、噛む筋肉など、口の中とその周辺の機能が衰えることを指します。
単に「歯が弱くなる」だけでなく、口元のたるみ・しわ・表情の変化など、顔全体の印象にも大きく影響します。

特に、歯のすり減りや噛み合わせの変化、唇まわりの筋力低下は、見た目年齢を上げる原因にもなります。
「最近ほうれい線が深くなった」「口角が下がった」と感じる人は、お口の老化が進んでいるサインかもしれません。


お口の老化が引き起こす主な問題

お口の老化は、見た目の変化だけでなく、健康面にもさまざまな影響を及ぼします。

  • ① 口元のたるみ・しわが増える
    歯の高さが低くなったり、噛む筋肉(咬筋)が衰えることで、口まわりの皮膚が支えを失い、たるみやしわが目立ちやすくなります。

  • ② 発音が不明瞭になる
    舌や唇の筋力が低下すると、言葉がはっきり発音できなくなります。特に「さ行」や「た行」が言いにくくなる傾向があります。

  • ③ 食べ物が噛みにくい・飲み込みにくい
    噛む力が衰えると、食事がしづらくなり、栄養バランスにも影響します。飲み込みにくさ(嚥下機能の低下)は誤嚥性肺炎のリスクにもつながります。

  • ④ 口臭やドライマウスが増える
    唾液の分泌量が減少し、口の中が乾燥すると、細菌が増えやすくなり、口臭やむし歯、歯周病の原因になります。


老け顔を防ぐ!お口の老化対策

お口の老化は避けられないものではありません。日々のケアや習慣を見直すことで、若々しさを保つことができます。

  • ① 噛む筋肉を鍛える
    よく噛んで食べることは、顔の筋肉を刺激する自然なトレーニングです。ガムをゆっくり噛んだり、固めの食材を意識的に取り入れるのもおすすめです。

  • ② 表情筋エクササイズを取り入れる
    「あ・い・う・え・お」と大きく口を動かす体操は、口元の血流を促進し、筋力維持に効果的です。

  • ③ 唾液腺マッサージで口の乾燥を防ぐ
    耳の下や顎の下を軽く押してマッサージすると、唾液の分泌が促されます。乾燥を防ぐことで、口臭や粘つきの予防にもつながります。

  • ④ 定期的な歯科メンテナンス
    歯ぐきの健康や噛み合わせを保つことは、口元の老化防止に直結します。定期検診で早めにトラブルを発見・対処しましょう。


お口の老化に関するよくある質問

Q1. 若い人でもお口の老化は起こりますか?
はい。歯ぎしりやストレス、偏った食生活などで筋肉や歯ぐきが疲弊し、若くても老化が進むことがあります。

Q2. 入れ歯やインプラントでも老け顔になりますか?
合っていない入れ歯や噛み合わせのズレは、口元の筋肉を支えきれずにたるみを招くことがあります。調整することで改善できるケースもあります。

Q3. どのくらいの頻度で歯科検診を受けるとよいですか?
目安は3〜6か月に一度。噛み合わせや歯ぐきの状態をチェックすることで、老化のサインを早期に発見できます。
 


若々しい笑顔を保つために

お口の老化は、見た目だけでなく、食事や会話といった生活の質にも深く関係しています。
噛む力・話す力・飲み込む力を維持することが、いつまでも健康で若々しい印象を保つ秘訣です。
毎日のケアに少し意識を向けて、お口の中からエイジングケアを始めましょう。