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着色汚れは力じゃ落ちない!正しい歯磨きのコツとは

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。

歯の着色、実は誰にでも起こるもの

コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなど色の濃い食べ物や飲み物をよく摂る人は、歯の表面に着色汚れ(ステイン)が付きやすくなります。また、喫煙習慣がある人もヤニによる黄ばみが目立ちやすくなります。これらの着色は日々の食生活や生活習慣によって自然に蓄積されるもので、特別なことではありません。しかし、見た目の印象に影響するため、多くの人が気にするポイントでもあります。

ゴシゴシ磨きは逆効果?

「着色が気になるから」と、硬めの歯ブラシで力を入れてゴシゴシ磨いていませんか?実はそれ、歯にとって逆効果です。強い力で磨くと、歯の表面を守るエナメル質が少しずつ削られてしまいます。エナメル質が傷つくと、かえって着色汚れが付きやすくなったり、知覚過敏の原因になったりする可能性があります。特に研磨剤入りの歯磨き粉を使ってゴシゴシ磨くと、歯だけでなく歯茎にも負担をかけてしまうため注意が必要です。

正しい歯磨きのポイント

着色汚れを落とすには、力ではなく「やさしさ」と「正しい方法」がカギです。歯ブラシはやわらかめ~ふつうの毛を選び、鉛筆を持つように軽く握ります。1本1本の歯に対して小刻みに動かすイメージで、全体を丁寧に磨きましょう。特に前歯の裏側や奥歯の溝など、磨き残しやすい部分は意識して当てることが大切です。時間をかけて優しく磨くことで、表面の軽い着色汚れは徐々に落とせます。

着色汚れ対策におすすめのケア

日常的に着色汚れを予防するには、ステイン除去成分が配合された歯磨き粉を使用するのが効果的です。ただし、毎日使うものだからこそ、研磨力が強すぎないものを選ぶことが大切です。また、週に1〜2回程度のペースで専用のホワイトニング歯磨き粉を取り入れるのも一つの方法です。加えて、食後は水で口をゆすぐだけでも着色の蓄積を防ぐことができます。普段から意識するだけで、大きな違いにつながります。

着色が気になるならプロに相談を

どうしても落ちない着色や、黄ばみが目立つ場合は、歯科医院でのクリーニングやホワイトニングを検討しましょう。専用の器具と薬剤を使うことで、家庭では落とせない汚れまでしっかり除去できます。また、定期的なプロのケアを受けることで、着色をつきにくくする予防効果も期待できます。自己流で強く磨いて歯を傷つける前に、一度専門家に相談するのが安心です。