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インプラント手術後は何に気をつける?食事と生活で気をつけたいポイント

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。


手術後の過ごし方が成功のカギ

インプラントは人工の歯根をあごの骨に埋め込む治療で、高い機能性と自然な見た目が得られるのが特徴です。しかし、手術後の数日から数週間は、歯ぐきや骨の回復を促す大事な時期。適切なケアを怠ると、痛みや腫れが長引いたり、最悪の場合インプラントが定着しないこともあります。ここでは、術後に気をつけるべき「食事」と「生活習慣」について解説します。


食事で気をつけたいこと


術後数時間は絶食が基本

手術直後は麻酔が効いているため、誤って頬を噛んだり火傷をしてしまう恐れがあります。麻酔が完全に切れるまでは飲食を控えるのが原則です。


やわらかい食事からスタート

初日はスープ、おかゆ、ヨーグルトなどのやわらかいものを選び、手術した側で噛まないようにしましょう。2〜3日後から徐々に普通食へ戻していきますが、硬いものや粘着性のある食品(ナッツ、せんべい、ガムなど)は数週間控える必要があります。


刺激物や熱い飲食物はNG

アルコールや辛いもの、熱すぎる食べ物は患部に刺激を与え、炎症や出血の原因となることがあります。術後1週間程度はできるだけ避けましょう。


生活面での注意点


激しい運動や長風呂は控える

術後1〜2日は激しい運動や長時間の入浴を避け、血流を上げすぎないようにします。これにより出血や腫れのリスクを軽減できます。


患部は触らない・強くうががない

手術後の傷口を舌や指で触るのは絶対にNG。細菌感染や出血の原因になります。また、強いうがいも避け、必要なときは優しく水を含んで流す程度にしましょう。


処方された薬は必ず服用

痛み止めや抗生物質など、医師から処方された薬は指示通りに服用することが大切です。自己判断で中止せず、トラブルを未然に防ぎましょう。


インプラント手術後によくある質問

Q:喫煙しても大丈夫?
A:喫煙は傷の治りを悪くし、インプラントの定着率を下げるため、最低でも1週間は禁煙を推奨されます。できれば手術前後は禁煙するのが理想です。

Q:歯みがきはいつからできる?
A:当日は患部を避けて軽くうがい程度にし、翌日からは柔らかい歯ブラシで患部に触れないように注意しながら磨きましょう。

Q:腫れや痛みが強いときは?
A:術後2〜3日は腫れや痛みが出ることがありますが、急な悪化や熱を伴う場合はすぐに歯科医院へ連絡してください。


まとめ:術後のケアが成功の第一歩

インプラント治療は術後の過ごし方がとても重要です。日常の食事や生活習慣に少し注意を加えるだけで、回復を早め、インプラントを長持ちさせることができます。不安なことがあれば、迷わず担当の歯科医に相談し、安心して回復期を過ごしましょう。