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インプラント治療後こそ本番!毎日のケアで長持ちさせる秘訣とは?

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。

インプラントは、天然の歯のような見た目と噛み心地を取り戻せる優れた治療法ですが、治療が終わったからといって油断は禁物です。毎日のケアを怠ると、せっかくのインプラントが台無しになる可能性も。この記事では、インプラント治療後のケア方法と、注意すべき病気について解説します。

インプラントは「天然の歯」とは違う

インプラントは人工歯根なので、虫歯にはなりません。しかし、歯周病のような症状が起こる「インプラント周囲炎」には要注意です。天然歯と同じように見えても、構造や耐久性は異なるため、専用のケアが必要になります。

毎日のセルフケアで清潔を保つ

歯ブラシでのブラッシング
インプラントの周囲はプラークが溜まりやすいため、1日2回は丁寧に磨くことが基本です。毛先が柔らかい歯ブラシを使うと、インプラント周辺の歯ぐきを傷つけずに磨けます。

デンタルフロスや歯間ブラシの活用
ブラシだけでは届きにくい部分には、歯間ブラシやフロスを併用しましょう。特にインプラントと歯肉の境目は汚れが残りやすいポイントです。

マウスウォッシュの使用
殺菌作用のあるマウスウォッシュを使うことで、口内全体の衛生環境を整える効果があります。

定期的なメンテナンスが寿命を伸ばす

セルフケアに加えて、歯科医院での定期的なメンテナンスは欠かせません。3〜6ヶ月に1回のペースで、プロによるチェックとクリーニングを受けることで、インプラントの不具合や病気の早期発見につながります。

インプラント周囲炎に注意!

インプラントの天敵とも言えるのが「インプラント周囲炎」。これは歯周病と似た症状で、歯ぐきの腫れや出血、最悪の場合はインプラントが抜け落ちる原因にもなります。早期には痛みが少ないため、自覚症状が出る頃には進行していることもあります。

喫煙と糖尿病はリスク要因

インプラントの失敗や周囲炎のリスクを高める要因として、喫煙や糖尿病が挙げられます。血流が悪くなり、治癒力が低下することで炎症が起こりやすくなるため、これらに該当する方は特に慎重なケアが求められます。

インプラントを長持ちさせるために

インプラントは適切にケアすれば10年以上持つことも珍しくありません。毎日の丁寧なケアと定期的なメンテナンスを習慣にすることで、その寿命は大きく変わります。自分の歯のように扱いながらも、人工物であることを意識したケアが大切です。