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40代・50代から始めるお口の健康習慣〜トラブル予防のポイント〜

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。

加齢とともに増えるお口のトラブル

40代・50代になると、これまで気にならなかったお口のトラブルが増えてきます。歯茎の下がりや歯の黄ばみ、口臭、噛みにくさなどは、加齢による変化と生活習慣の影響が重なって起こります。この年代は歯周病のリスクも高まり、放置すると歯を失う原因になるため、早めのケアが大切です。

歯周病の進行と予防

歯周病は初期段階では痛みが少なく、自覚症状がほとんどありません。しかし、歯茎の腫れや出血、口臭が気になり始めたら要注意です。予防には、毎日の丁寧な歯磨きに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシの使用が効果的です。また、定期的に歯科検診を受け、歯石除去やクリーニングを行うことで進行を防げます。

ドライマウスへの対策

更年期や加齢に伴って唾液の分泌量が減ると、口の中が乾きやすくなります。これがドライマウスで、口臭や虫歯、口内炎の原因になります。対策としては、水分補給をこまめに行い、糖分を含まないガムを噛むことで唾液の分泌を促すのが有効です。また、室内の湿度を保ち、口呼吸を避けることも重要です。

歯の黄ばみと着色汚れのケア

コーヒーや紅茶、赤ワインなどの色素は歯に沈着しやすく、年齢とともに黄ばみが目立ってきます。毎日のブラッシングでステイン除去効果のある歯磨き粉を使い、着色の原因となる飲食物を摂った後はうがいを習慣化しましょう。歯科医院でのホワイトニングやクリーニングも、見た目の若々しさを保つ助けになります。

噛む力の衰えを防ぐ

年齢とともに顎や歯の力も衰え、硬いものが食べづらくなることがあります。噛む力を維持するためには、食事に適度な硬さの食材を取り入れ、しっかり咀嚼することが大切です。また、入れ歯やブリッジを使っている方は、噛み合わせや適合状態を定期的にチェックしてもらいましょう。

まとめ

40代・50代はお口の健康にとって重要なターニングポイントです。歯周病やドライマウス、着色汚れなどのトラブルは、早めのケアで予防・改善が可能です。日々のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスを組み合わせ、いつまでも健康で快適な口元を保ちましょう。