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知っておきたい!被せ物の種類と寿命の目安とは?

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。

被せ物とは何か?

被せ物(クラウン)は、虫歯治療や根管治療後に歯の形を補うために装着される人工の歯です。機能性と見た目の両方を回復するために使用され、素材によって寿命や特徴が大きく異なります。どの被せ物が自分に合っているかを知るためにも、それぞれの種類と寿命を理解しておくことが大切です。

被せ物の種類と寿命の目安

被せ物にはいくつかの種類があり、耐久性や見た目、費用に違いがあります。以下に代表的な素材別の寿命と特徴を紹介します。

  • 銀歯(メタルクラウン)
     保険適用でコストが抑えられますが、見た目に金属色が出る点がデメリット。寿命は約5〜7年とされています。

  • ハイブリッドセラミック
     レジン(樹脂)とセラミックを混ぜた素材で、見た目は比較的自然。寿命は約5〜8年。保険適用外が多いですが、比較的安価です。

  • オールセラミック
     見た目が非常に自然で変色しにくく、金属アレルギーの心配もありません。寿命は約10〜15年。自費診療で費用は高めです。

  • ジルコニアセラミック
     非常に硬く、耐久性が高いのが特徴。見た目も自然で、寿命は15年以上とされています。長期的に見るとコストパフォーマンスが高い素材です。

寿命を左右するポイント

被せ物の寿命は素材だけでなく、使用状況や口腔環境によっても大きく変わります。以下の要因が影響します。

  • 日常のケア:適切な歯磨きと定期的な歯科検診で、寿命は確実に延ばせます。

  • 噛み合わせや歯ぎしり:強い力が加わると割れや脱落の原因になります。必要に応じてナイトガードを使うことも検討しましょう。

  • 虫歯や歯周病:被せ物の周囲が虫歯になると、再治療が必要になることがあります。

長持ちさせるためにできること

被せ物を長持ちさせるためには、セルフケアと歯科医院での定期管理の両立が重要です。特に被せ物の境目にプラークが溜まりやすいため、歯間ブラシやフロスを使った丁寧なケアが必要です。また、異常を感じたら早めに歯科医に相談することが、トラブルを未然に防ぐカギとなります。