こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。
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複数の歯がないとインプラントは難しい?
「歯が何本も抜けてしまったけど、インプラントはできるの?」と不安に思う方は少なくありません。結論から言えば、複数の歯が抜けていてもインプラント治療は可能です。ただし、状態や条件によって治療方法や本数が変わるため、個別の診断が重要になります。
インプラントは「歯の数」だけで決まらない
インプラント治療は、失った歯の本数分すべてにインプラントを埋め込むわけではありません。たとえば3本連続で歯を失っている場合でも、2本のインプラントで3本分の人工歯を支えるブリッジ方式が使えることもあります。これにより、費用や手術の負担を抑えながら、見た目も機能も回復することが可能です。
骨の状態が治療の鍵になる
インプラントを支えるには顎の骨がしっかりしていることが前提です。長期間歯が抜けたままだと、骨が痩せてしまってインプラントを固定できなくなるケースもあります。その場合でも「骨造成(こつぞうせい)」といった治療法で骨を補うことができるため、あきらめる必要はありません。まずはレントゲンやCTでの精密な検査が不可欠です。
他の治療法との比較も大切
複数の歯を失った場合、入れ歯やブリッジといった選択肢もあります。入れ歯は費用が安く手軽ですが、噛む力や装着感に違和感を覚えることもあります。一方で、インプラントはしっかり固定されるため、自分の歯のように自然に噛めるのが大きなメリットです。それぞれの方法のメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った選択をすることが大切です。
長期的な視点で考えることが重要
インプラントは初期費用が高めですが、適切なケアをすれば10年、20年と長く使うことができます。特に複数の歯が抜けている場合、放置すると他の歯にも悪影響を与えるリスクがあるため、早めの治療を検討することで全体の歯の健康を守ることにもつながります。
まとめ:複数歯のインプラント治療は、あきらめる前に相談を
複数の歯を失ってしまった方でも、インプラントは十分に選択肢になります。骨の状態や健康状態、希望する見た目や機能性に合わせた治療プランを立てることで、快適な口腔環境を取り戻すことができます。大切なのは、「できるかどうか」を一人で悩まず、まず専門医に相談してみることです。未来の笑顔と健康のために、一歩を踏み出しましょう。