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歯茎からの出血が止まらない…その原因と考えられる病気とは?

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。

歯茎からの出血、放置していませんか?

歯磨きをしたときに歯茎から血が出る経験は、多くの人にあります。しかし、「いつものこと」と放置していると、それは思わぬ病気のサインかもしれません。とくに出血が止まらない、毎回のように出るといった場合は注意が必要です。

出血の主な原因は「歯周病」

歯茎からの出血で最も多い原因は歯周病です。歯と歯茎の間に歯垢が溜まり、細菌が繁殖することで炎症を起こし、歯茎が腫れて出血しやすくなります。歯周病は初期には痛みが少ないため、出血だけが唯一のサインであることもあります。

歯磨きやフロスの刺激による出血も

正しい方法でない歯磨きや、無理な力でのフロス使用も歯茎を傷つけ、出血の原因になります。特に硬すぎる歯ブラシや強い力でのブラッシングは逆効果。適切なケア方法を身につけることが大切です。

全身の病気が関係していることも

実は、歯茎の出血が止まらない場合、全身疾患が隠れている可能性もあります。以下のような病気が関係していることがあります。

  • 糖尿病:免疫力が低下し、炎症が悪化しやすくなる

  • 血液の病気(白血病、血友病など):止血機能が低下している可能性

  • ビタミンC不足:血管がもろくなり、出血しやすくなる

歯科だけでなく、内科的な検査が必要なケースもあるため、出血が長引く場合は専門医の受診をおすすめします。

出血を防ぐにはどうすればいい?

出血の原因を特定し、それに合った対処が必要です。基本的な予防策は以下の通りです。

  • 正しいブラッシングと柔らかめの歯ブラシの使用

  • デンタルフロスや歯間ブラシで歯垢除去

  • 定期的な歯科検診で歯石の除去

  • バランスの良い食事と生活習慣の改善

特に歯周病は、進行すると歯が抜けてしまうこともあるため、早期対応が大切です。