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毎日の歯と口のケアが大切!健康な歯を保つための習慣と定期健診の重要性

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。



年齢を重ねると、歯や歯茎の健康を維持することが難しくなり、歯を失うリスクも増加します。しかし、毎日の適切なケアと定期的な歯科健診を続けることで、健康な歯を保ち続けることが可能です。本記事では、シニア世代が意識するべき「歯と口のケア方法」と「定期健診の重要性」について解説します。

1. 毎日の歯磨きが歯の健康を左右する

最も基本的なケアである歯磨きは、歯や歯茎の健康を維持するために欠かせません。しかし、正しい磨き方を知らないと、磨き残しが多くなり虫歯や歯周病の原因になりかねません。

シニア世代には歯茎が弱ってきたり、歯間が広がってきたりすることが多いので、柔らかめの歯ブラシを使用し、歯茎を優しくマッサージするような磨き方がおすすめです。また、磨きにくい歯と歯の間に汚れが残らないよう、デンタルフロスや歯間ブラシも活用しましょう。特に歯周病は「静かに進行する病気」と言われ、自覚症状が出にくいことから、日々のケアでしっかり予防することが重要です。

2. 唾液の役割を意識する

年齢と共に唾液の分泌量が減少しやすくなりますが、唾液には口腔内の細菌を洗い流す「自浄作用」があり、口腔内環境の健康維持に欠かせません。口の中が乾燥すると細菌が増えやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

唾液の分泌を促すためには、こまめな水分補給が大切です。また、食事の際にはよく噛むことで唾液が増え、口腔内の健康が守られます。ガムを噛むのも唾液分泌の促進には有効ですが、無糖のものを選ぶと虫歯リスクを下げることができます。

3. 定期的な歯科健診で健康状態を確認

毎日のケアだけでは歯周病や虫歯の進行を完全に防ぐことは難しいため、歯科健診を定期的に受けることが重要です。多くの歯科医院では、3〜6ヶ月ごとの定期健診を推奨しており、このタイミングでプロの歯科衛生士によるクリーニング(PMTC:プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)を受けると、歯垢や歯石が取り除かれ、虫歯や歯周病の予防効果が高まります。

また、定期健診で口腔内の健康状態を確認することで、早期に異常を発見できるため、重大なトラブルを未然に防ぐことができます。歯や歯茎に異常がなくても、予防のために受診することが大切です。

4. 日常生活で意識するべきポイント

食事や生活習慣も歯と口の健康に大きく影響します。例えば、甘い物や酸性の飲み物は歯のエナメル質を傷つけやすいので、摂取後は口を水でゆすぐ習慣をつけましょう。また、喫煙は歯周病のリスクを高めるため、健康を維持するためには禁煙が推奨されます。

さらに、ストレス管理も大切です。ストレスが溜まると歯を食いしばる癖が出てしまい、歯や歯茎に負担をかけることがあります。リラックスできる時間を作るなど、心身の健康を保つことも歯の健康維持につながります。

まとめ

毎日の歯と口のケア、そして定期的な歯科健診の実践は、シニア世代の歯を健康に保つために欠かせません。日々の丁寧な歯磨き、唾液分泌を促す生活習慣、そしてプロによる定期的なチェックを心がけることで、虫歯や歯周病のリスクを減らし、快適な生活を送ることができます。健康な歯は豊かな生活を支える基盤です。今一度、日常のケアを見直し、定期健診でしっかりと口腔内の健康を守っていきましょう。