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歯がぐらぐらしてきたのですが大丈夫でしょうか?

こんにちは。
わだち歯科シニア歯科の院長玉本です。

稲沢市、あま市、清須市、などの近くの地域で、
シニアの方々やそのご家族の方々に愛され、おすすめして頂ける歯科医院を
目指しています。

予約しなくてもご来院頂けますので、ぜひいつでもお気軽にお越しください。

 

歯がぐらぐらする感覚は、多くの人が不安に感じる症状です。歯がぐらぐらする原因はいくつかあり、それぞれに対処法があります。ここでは、主な原因とその対策について説明します。

1. 歯周病

原因: 歯周病(歯肉炎や歯周炎)は、歯と歯茎の間にプラーク(歯垢)が蓄積し、炎症を引き起こす状態です。進行すると歯茎が腫れ、歯が支えを失い、ぐらぐらすることがあります。

対策: 歯周病が原因の場合、早期に歯科医師の診察を受けることが重要です。歯科医院でのスケーリング(歯石除去)やルートプレーニング(歯根面の清掃)によって治療が行われます。また、自宅での口腔ケアを徹底し、プラークの蓄積を防ぐことが必要です。

2. 歯の外傷や咬合異常

原因: 歯が外的な衝撃を受けると、歯根が揺れることがあります。また、咬み合わせが不適切である場合も、歯に過剰な負担がかかり、ぐらぐらすることがあります。

対策: 外傷が原因の場合、歯科医師に早急に相談し、適切な治療を受けることが大切です。咬合異常の場合は、矯正治療や歯科的な調整が必要になることがあります。専門的な評価を受けることで、適切な対応が行われます。

3. 歯根の感染や歯髄炎

原因: 歯の内部が感染すると、歯根が炎症を起こし、歯がぐらぐらすることがあります。これは、虫歯が進行して神経に達することで発生します。

対策: 歯根の感染や歯髄炎が疑われる場合、根管治療が必要です。歯科医師によって感染部位が除去され、歯の内部が清掃・補填されます。早期の治療が歯の保存には重要です。

4. 歯の支持組織の問題

原因: 骨の減少や歯を支える組織の問題も、歯がぐらぐらする原因となります。これには、骨の吸収や歯周病以外の要因が含まれます。

対策: 骨や支持組織の問題がある場合、歯科医師による詳細な診断が必要です。骨の再生治療やその他の専門的な治療が提案されることがあります。

まとめ

歯がぐらぐらする症状は、様々な原因が考えられますが、放置すると症状が悪化する可能性があります。まずは、歯科医師に相談して原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。また、日常的な口腔ケアを徹底し、定期的な歯科検診を受けることで、歯の健康を維持することができます。自分で判断せず、専門家のアドバイスを仰ぐことで、適切な対処が可能になります。