こんにちは。ご予約しなくてもご来院可能な歯医者『わだち歯科シニア歯科』です。
一宮市、あま市、稲沢市、津島市、の方々におすすめしたい歯医者として
年齢や症状に合わせてカウンセリング、治療を行っています。
■本日は『歯周病』について
歯周病とは、一昔前は歯槽膿漏といわれていた病気です。
シニアで歯周病を抱えている人は、高い割合にあるといわれています。
歯周病は歯の周辺の病気であることから軽視されがちですが、じつは歯周病から全身の体調不良へとつながる可能性もあるのです。
こちらの記事では歯周病のこわさと、歯周病を悪化させないために自宅でできることについて紹介していきます。
■シニアの歯周病|放置すると体調不良へつながる可能性も
シニアの歯周病は、悪化すると体調不良へとつながる可能性があります。いったいどのような症状へとつながるのでしょうか。
歯周病が手遅れになるとどんな症状がおこる?
歯周病は、痛みや出血をともなわず静かに進行することが多いのです。
そのため気が付いたときには、かなり進行して
いて歯を失ったり全身の疾患へと繋がったりしてしまいます。
歯周病と関係する病気は次のとおりです。
- 誤嚥性肺炎
- 糖尿病
- 骨粗鬆症
- 心疾患
- 慢性腎臓病
- 呼吸器疾患
とくに歯周病と糖尿病については、深く関係しているのです。
■歯周病と糖尿病の関係
歯周病と糖尿病は、深く関連しているといわれています。
糖尿病が悪化することで歯周病も悪化しますし、歯周病を治せば糖尿病の数値も改善されるといったデータがあるのです。
そのため、糖尿病の患者さんには歯周病の治療がすすめられています。
■歯周病|年齢における割合
歯周病に関わる歯周ポケットが4mm以上である人の割合は、高齢になるほど高値となっています。
2016年の歯科疾患実態調査では、65〜74歳までの割合がもっとも高く、60%近くとなっていました。
該当する年代の人は、とくにケアに気をつけたいものです。
参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連」
■歯周病は生活習慣病ともいわれている
歯周病になる原因は日々の生活とも深く関係しています。
歯周病のリスクファクター(危険因子)
歯周病の原因となる要因は、じつにさまざまなものが考えられます。
- 口腔内の不衛生
- 喫煙
- 歯並びの悪さ
- 唾液が少ない
- ストレス
- 糖尿病
- 歯ぎしりやくいしばり
- 食事の習慣
このため、歯周病は生活習慣病であるともいわれる所以なのです。
■歯周病は自宅で治せる?自分でできること
歯周病は、なってしまってから自宅で治すことはできません。
もしも歯周病になった場合には、歯科医院で適切な治療を受けましょう。
歯周病にならないために、ふだんから気をつけることはできます。
- ていねいな正しい歯みがきをする
- 歯間ブラシやフロスで歯の間のケアも忘れずに
- 食生活に気をつけて免疫力を高める
特別なことではありませんので、毎日の生活の中で気をつけていきましょう。
■歯周病菌をやっつける|適切なケアと定期検診を
歯周病の原因となる歯周病菌をやっつけるには
、日々のケアが大切です。
しかしどうしても日々のケアでは間に合わないことも……。
そんなときには歯科医による定期検診を受けることで、早めの対処にもつながります。
ぜひ定期的な検診を受けましょう。
参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連」